Power BIを使いこなすためには、Power Query及びData Model / DAXといった知識が必要不可欠となります。Power BIに限らず、どのBIツールを使うにしても、学習コストが発生するため、数か月あるいは数年という単位で常に学び続けることは珍しくありません。これまで話(差別化要素1~8まで)をしてきた通り、Power BIを使うメリット(差別化要因)は様々なあるものの、学習コストを最小化させることができれば、メリットは非常に大きいと言えます。そこで今回は、Power BIテクノロジーを学ぶことが一石二鳥であることを紹介していきます。
続きを読むPower BIの差別化要素7 -計算エンジン
BIツールはデータソースにアクセスして、データをクエリする(必要な形に変更して結果を表示させること)のですが、Power BIはDAX*1を用いて、Excel Power PivotはMDX*2を用いていることが特徴です。
*1:Data Analysis eXpressionの略。Power BIのネイティブ言語であり、データモデルをベースに様々な指標を計算するの使用される。Power BIを使う上で修得がマストな言語となる
*2:Multi-Demension eXpressionの略。MDXはDAXが登場する前のBI業界で主流であった言語であるが、その複雑さゆえに一部のITプロフェッショナルだけが取り扱うことができた言語であり、現在は余程のことがない限り、”引退した言語”と言われている
Power BIの差別化要素6 -関数言語及びクエリ言語
Power BIの差別化要素1 -価格体系
前回(4/15の記事)はPower BIについて、基礎的なこと(特徴・業界等)を紹介しました。今回はもう少し具体的に差別化要因について見ていきたいと思います。Power BIが他社BIツールと差別化できている領域は以下の通りです。
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