最近はデータフローばかり書いているので、口直しに現在爆発的に人気となっているChatGPTを使ってPower BI関連のQ&Aをしてみました。私は立場上、Power BIを活用されるお客様の様々な質問に答える立場にあるため、実はChatGPTとの相性が非常に良いです(例:自分の考えをダブルチェックしてくれたり、回答を用意する手間を減らしてくれたり)。
ChatGPTを知らない人のため、これが何なのか、ChatGPT自身に聞いてみました。
という回答になりましたが、検索エンジンのGoogleがCode Red(緊急事態)を出すほどの激震が全世界で広がりました。ということで、続いてChatGPTに、本ブログ(テクテク日記)について聞いてみました。
- 0. テクテク日記について
- 1. Power BIとPower BIサービスの違いを教えてください
- 2. Power BIでレポートを作るプロセスを簡単に教えてください
- 3. Power BIが誕生した背景を教えてください
- 4. 企業におけるPower BIの利用拡大を推進するためにはどうすれば良いでしょうか?
- 5. Power BIはなぜ世界No1のBIツールであると考えられているのでしょうか?
- 最後に
0. テクテク日記について
「テクテク日記について教えてください」という質問をしたら、私の心が読まれている?というくらいびっくりしています。
「テクテク日記」はスクリーンショット多めを常に意識して書いており、これが特徴の1つなのですが、なぜそれを知っている?と本気で驚いています。最後にChatGPTがあたかも自分の感想まで述べた形で締めくくってくるというおまけつき。活用方法は様々だと思いますが、文章のクオリティとロジカルな回答を考えれば、接客のエキスパートとしても通用すると思いました。
以下、ChatGPTに対するQ&Aをまとめました。留意点として
- 全て初回回答のみ(ChatGPTは同じ質問をしても異なる回答が返ってくる)
- 編集は一切せず、回答をそのまま掲載
- ”確からしい嘘の回答”の場合も(その場合、私が追記を行う)
- 回答に対して、たまに図説を載せている
- 各回答結果に対して、最後に私の感想を入れる
という形で進めていきたいと思います。
1. Power BIとPower BIサービスの違いを教えてください
Power BIは、Microsoftが提供するビジネスインテリジェンスツールの総称で、Power BI Desktop、Power BI Service、Power BI Mobileアプリ、Power BI Report Serverなどから構成されます。一方、Power BI Serviceは、Power BIのクラウドサービスであり、Webブラウザー上でPower BIレポートを表示したり、Power BIデータセットを共有したり、Power BIダッシュボードを作成したりできます。
Power BI Desktopは、Power BIレポートを作成するためのデスクトップアプリケーションで、ローカルにデータをインポートしたり、変換したり、モデル化したりすることができます。一方、Power BI Serviceは、Power BIレポートを共有し、Power BIダッシュボードを作成し、データゲートウェイを設定し、Power BI MobileアプリでPower BIレポートを表示することができます。
簡単に言うと、Power BI DesktopはPower BIレポートを作成するためのローカルツールであり、Power BI ServiceはPower BIレポートを共有し、クラウド上でPower BIレポートを公開するためのクラウドツールです。
コメント
Power BIをある程度分かっている人は何てことないでしょうが、初めてPower BIとは?という人向けにはかなり用語が多かったのでは?と思います。概念的には下図のようになりますが、さすがにここは基礎から学ぶこと以外、方法はないと思います。
Japan Power Platform Conference 2022
https://bit.ly/3T7MEB5
体系的に学ぶため、上記URLより、Power BIのアイコンをクリックしてください(※その他のアイコンは各製品の学習サイトへ飛びます)
2. Power BIでレポートを作るプロセスを簡単に教えてください
- データのインポート:Power BIにデータをインポートします。ExcelファイルやCSVファイル、データベース、オンラインサービスなどからデータを取り込むことができます。
- データの整形:Power Query Editorを使って、取り込んだデータをクリーンアップし、整形します。必要に応じて列を追加したり、データを結合したりすることができます。
- モデリング:Power BI DesktopのData Viewで、データをモデリングします。テーブル間のリレーションシップを設定し、必要に応じて計算列やメジャーを追加します。
- レポート作成:Power BI DesktopのReport Viewで、ビジュアルを配置し、インタラクティブなレポートを作成します。ビジュアルの種類は豊富で、チャート、表、マップ、ゲージなどを利用することができます。
- レポートの共有:Power BIサービスにレポートをアップロードし、他のユーザーと共有します。Power BIサービスでは、レポートの共有方法を細かく設定することができます。
以上がPower BIでレポートを作成する一般的なプロセスになります。
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このまま、資料作成ができるくらいシンプルにまとめてくれました。イメージとしては、下図のようになりますが、5のレポートの共有という部分が最後のステップに入ると思って頂ければと思います。
3. Power BIが誕生した背景を教えてください
Power BIは、Microsoftがビジネスインテリジェンスの分野で展開している製品群の一つで、2013年に発表されました。その背景には、Microsoftが従来のExcelやSQL Serverなどで提供されていたBI機能をクラウド化し、ユーザーがより簡単かつ迅速にデータを分析し、可視化することができるようにするという戦略がありました。また、Power BIは、競合製品であるTableauやQlikViewなどの成功に触発され、MicrosoftがBI分野においても競争力を持つための戦略の一環として開発されたとも言われています。Power BIは、現在でもMicrosoftの戦略的な製品の一つであり、クラウドサービスの拡充や新しい機能の追加が続いています。
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Power BIは2013年に発表ですが、正式には2015年7月にデビューしています。また、「競合他社に触発された」という部分は以前のブログでも紹介した通りです。
4. 企業におけるPower BIの利用拡大を推進するためにはどうすれば良いでしょうか?
Power BIの利用拡大を推進するためには、以下のような取り組みが考えられます。
- Power BIの機能や利点をアピールする
Power BIの機能や利点を分かりやすく伝えることで、企業内での利用拡大を促進することができます。Power BIの機能を活用することで、データの可視化や分析がより簡単になり、より効率的な意思決定を行うことができるという点をアピールしましょう。 - Power BIの導入・利用に関する教育・研修の実施
Power BIの導入に際して、社員に対する教育・研修を実施することで、利用者のスキルアップや利用促進につながります。社員がPower BIの使い方を熟知し、使い方に自信を持つことができるような研修やトレーニングを提供することが重要です。 - Power BIを活用した具体的な事例の共有
Power BIを活用して実際に成果を出している事例を共有することで、他の部署や社員の興味を引くことができます。具体的な事例を紹介することで、Power BIの利用拡大を促進することができます。 - Power BIを活用した業務改善の提案
Power BIを活用して、業務改善につながる提案を行うことで、Power BIの利用を推進することができます。Power BIを使うことで、現状把握や課題の発見が容易になり、改善のための施策も具体的になるという点をアピールしましょう。 - Power BIの利用状況のモニタリング
Power BIの利用状況を定期的にモニタリングし、利用状況の改善策を検討することが大切です。Power BIの利用状況を把握することで、課題や改善点を洗い出し、利用拡大につながる施策を講じることができます。 - Power BIを活用した業務プロセスの見直し
Power BIを活用することで、従来の業務プロセスを見直し、改善することができます。Power BIを使うことで、データの可視化や分析が容易になり、業務プロセスの効率化や改善につながる施策を検討することができます。 - Power BIを活用した組織内の情報共有・コミュニケーション強化
Power BIを活用することで、組織内での情報共有やコミュニケーションを促進することができます。Power BIのダッシュボードやレポートを活用することで、リアルタイムで情報共有ができ、意思決定の迅速化や情報の透明性を高めることができます。 - Power BIを活用したビジネス戦略の策定
Power BIを活用することで、ビジネス戦略の策定に役立てることができます。Power BIを使うことで、市場動向や競合情報などのデータを収集し、分析することができます。これにより、より正確な市場予測や戦略の立案が可能になります。
以上のように、Power BIの利用拡大を推進するためには、さまざまな取り組みが必要です。Power BIを活用することで、より効率的な業務プロセスの確立やビジネス戦略の策定が可能になります。そのため、Power BIを利用して、企業のビジネスプロセスの改善や業務効率化を図ることが大切です。
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お手本過ぎる回答に言うこと無しです。唯一あるとすれば、昨年クリスマスイブに書いたブログでのメッセージも重要かと思います(以下3つ)。
- 経営層によるサポート
- IT部門による仕組作り
- 業務知識を持つ“パワーユーザー”を起点とした実務への応用
5. Power BIはなぜ世界No1のBIツールであると考えられているのでしょうか?
Power BIが世界No.1のBIツールである理由はいくつか考えられます。
まず、Power BIはMicrosoftが提供する製品であり、Microsoft Officeとの連携が非常に優れています。ExcelやWordなどと同じように、Power BIもMicrosoft Officeの一部として利用されることが多く、Office 365のサブスクリプションに含まれることもあります。また、Power BIはMicrosoft Azureとも連携があり、クラウド上でデータを分析することも可能です。
また、Power BIはユーザビリティが高く、直感的に操作ができる点が特徴です。データの可視化やレポート作成が容易に行えることが多くのユーザーに評価されています。また、Power BI Desktopという無料のツールが提供されており、手軽に利用することができます。
さらに、Power BIには多くのデータソースに対応しており、様々なデータを統合して分析することができます。また、Power QueryというETLツールも搭載されており、データの前処理や加工も容易に行えます。
以上のような理由から、Power BIは世界中の企業やユーザーに利用され、市場シェアも非常に高くなっています。また、Microsoftの強みを生かした開発や改良が行われ、さらなる進化が期待されています。
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TableauやQlik等、他にもたくさんの素晴らしいBIツールがありますが、上述の多くの要素およびMicrosoftの他のサービスとの連携、スケーラビリティという意味において、Power BIはグローバルNo1であると認めざるを得ないと思います。
最後に
今後、このような形で定期的にChatGPTベースのブログを書いていこうと考えています。ChatGPTを使ってブログを書くと以下のようなメリットがありますので、自分としても非常に助かります。
- 自分も勉強できる(振り返り、頭の整理等)
- ChatGPTがまとめてくれるため、ブログを書きあげるまでの時間が短く、非常に効率的
- 備忘録として利用できる
多分、本日のコンテンツは自分がまとめながら書くと、倍以上の時間が掛かると思います。